Qlik、あらゆる顧客のクラウド環境でのアナリティクス活用を容易に

クラウド環境でのアナリティクス拡大に向け、新しいパッケージおよび導入プログラムにより
顧客戦略に合わせてQlik Sense®とQlikView®を連携可能

April 14, 2020

フィラデルフィア発(2020年4月14日)Qlik Technologies Inc.(本社:米国ペンシルベニア、CEO:マイク・カポネ、以下Qlik®)は本日、新しい製品パッケージおよび導入プログラムを発表しました。これにより、ユーザーの選択の幅が広がり、クラウド環境でのアナリティクスがより容易かつ費用対効果の高いものとなりました。この新しいプログラムには、新しいSaaS専用のQlik Sense Enterprise 、およびオンプレミス環境対応のクライアント・マネージドのオプションが含まれます。また、QlikViewのユーザーは、Qlik Sense Enterprise SaaSの導入時に、QlikViewの既存ドキュメントをクラウド上で利用できるようになります。

Qlikの最高製品責任者であるジェームズ・フィッシャー(James Fisher)は次のように述べています。「お客様は、クラウド環境のスケーラビリティとコスト効率の良さに注目しています。加えて、アナリティクスから得られたインサイトを実行に移すために、分析者を補助する拡張機能と、次の行動につながる(アクショナブル)アナリティクスの活用を加速したいとも考えています。最新のQlik Senseおよびアナリティクスモダナイズプログラムにより、QlikViewユーザーのクラウド移行をお手伝いします。また、Qlikのすべてのお客様にとって、クラウド環境へアナリティクスを導入し活用することがこれまで以上に容易になり、新しいAIおよびコグニティブ・テクノロジーのメリットを社内全体で享受いただけます。」

2020年第2四半期、SaaSおよびクライアント・マネージドの2通りのオプションにより、ユーザー企業は各社それぞれのITストラテジーに合わせてQlikアナリティクスを導入することが容易になりました。Qlik Sense Enterprise SaaSを利用する場合、Qlikのクラウドのみを使用することで、管理の負担およびITインフラに要する費用が軽減します。Qlik Sense Enterprise クライアント・マネージドを利用する場合は、自社のガバナンスやデータ取り扱いの要件に基づき、オンプレミスとプライベートクラウド環境へ展開できます。Qlik独自のマルチクラウドアーキテクチャーを最大限に活かすために、両者を併用できるオプションも提供しています。

一方、QlikViewのユーザーは、Qlikアナリティクスモダナイズプログラムの導入により、よりフレキシブルで多様な選択肢を手にすることができるようになりました。QlikViewによる業務運用を損なうことなく、自分のペースでQlik Senseを容易に導入することが可能となります。

米国JBSのQlikマネジャー ビジネスインテリジェンスITであるステフ・ロビンソン(Steph Robinson)氏は次のように述べています。「Qlik Senseを使用することで、従業員にアナリティクスが普及していくことを大変嬉しく思います。導入過程において、日常業務ではQlikViewの既存アプリを利用し続けており、これまでの投資を活用しながら、開発者とユーザーが自分のペースでQlik Senseに移行しています。利用中のQlikViewを活用すると同時に、Qlik Senseを通してアナリティクス機能を拡大することで、モダンBIの活用を加速させ、データ主導型の企業へと進化したいと考えています。」

アナリティクスモダナイズプログラムによるQlikViewユーザーのメリット

  • 統制の取れたセルフサービスおよび拡張知能などQlik Senseが可能にするモダンBI機能へのアクセスを拡大
  • 利用中のQlikView資産を活用可能。また自社のペースでモダンクラウドアナリティクスへ移行できるため、再開発するコストや混乱の回避が可能
  • SaaSでの展開およびライセンスとライセンス付与の管理自動化により、Qlikの総所有コスト(TCO)を削減

Constellation Research社のバイスプレジデント兼首席アナリストであるダグ・ヘンシェン(Doug Henschen)氏は次のように述べています。「アプリケーションおよびデータをクラウドへ移行する企業は、データの価値を最大化し戦略的優位性を実現しようとしています。分析業務をクラウドに可能な限り迅速かつ容易に移行するためにこのような新しいオプションを提供することで、Qlikは顧客の高い期待に応え、業界の方向性を見据えています」

クラウド環境でのアナリティクスの定着を図り、Qlik Senseの4月版リリースにはさまざまな新機能が盛り込まれています。8種類の新しい視覚化機能、ダッシュボード強化、チャート共有、管理コンソール内での通知、データファイル管理および個々のQlik Senseワークフローにおけるデータフローの結合などが主要な新機能となります。

クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlik®は、高度なデータリテラシーを備えた社会の実現を通して誰もが困難な課題を解決するというミッションの下、スキルレベル、データの保存場所に関係なくあらゆる人々が新しい洞察を得ることができる、独自のエンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを提供しています。Qlikは、企業における顧客行動のさらなる理解、新たなビジネスプロセスの考察、新たな収益源の発掘、リスクと利益の調和の実現を支援します。Qlikは、世界100ヶ国以上でビジネスを展開し、50,000社以上のお客様にご利用いただいています。

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