レンタルパレットのユーピーアールが
情報分析プラットフォームに「QlikView」を採用

〜 販売分析を強化し、より戦略的な提案の実現へ 〜

May 24, 2015

株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)とクリックテック・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジェイ・パウエル、略記:クリックテック)は、クリックテックの連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView®」が、ユーピーアール株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒田 義矢、略記:ユーピーアール)の情報分析プラットフォームに採用されたことを発表します。

ユーピーアールは、パレットを中心とした物流機器のレンタル業をコア事業としており、1979年の創業以来35年間にわたり、パレットの設計、開発製造、販売、レンタル、リサイクルおよび物流コンサルティングを手がけるトータル・パレット・マネジメント・カンパニーとして、全国120拠点で物流サポートを展開しています。またシンガポール、タイに現地法人を設立し、2015年にはマレーシアにも現地法人設立するなど、今後発展が見込まれるアジア地区でのリターナブル・パレット・システムの構築にも取り組んでいます。

ユーピーアールでは、顧客への戦略的な提案、およびさらなる物流の効率化のために、顧客の動向を捉える方法として、輸送や保管用パレットのレンタルの主要20品目に関するデータを多角的に見える化するBIツールの導入を検討し、新しい分析プラットフォームとして2014年12月に「QlikView」の導入を決定しました。

ユーピーアールがQlikViewを採用した理由は、次のとおりです。

  1. 業種ごとの売上推移を迅速に可視化することができ、業界ごとの繁忙期が把握可能となり、業種に応じた戦略的な提案をタイムリーに行える。
  2. 見積りと売上げを連動させて可視化し相関関係を把握することが可能なため、弱点を強化する具体的な営業支援を実行できる。
  3. 顧客ごとに受注から納期までのリードタイムの可視化やリピート・サイクルを把握することができ、重点的な納品前顧客フォローや顧客のリピート利用促進を実施できる
  4. 経営層がQlikViewのダッシュボードをいつでも参照でき、QlikViewの画面からそのまま分析を進められるため、従来1日がかりで手作業で作成していた経営層向け会議資料が必要なくなり、業務の効率化を計ることができる。

同社では、QlikView導入により様々な角度から事業データを可視化することで、従来は重視していなかった分析軸から思わぬ発見を得て次のアクションに活かせる、データ活用サイクルの強化を期待しています。同社では、2015年9月にパレットの新レンタル・システムのカットオーバーを予定しており、そのタイミングで本格的にQlikViewの利用を開始していく計画で、まずはERP内の販売データや会計データを対象に分析を進める予定です。

アシストは利用部門となる経理/経営企画/営業/調達の各部門からヒアリングを行い、本格利用開始に向けた各種分析ファイルの作成支援等を実施しています。今後もその経験を生かし、同社でのQlikViewの本格利用開始、および今後の利用推進を支援していきます。

【クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について】

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.(NASDAQ証券コード:QLIK)の日本法人です。QlikTechは、データ・ディスカバリー(解の探索)分野のリーダーで、セルフサービス型のデータ・ビジュアライゼーションやガイデッド・アナリティックス(※)の製品やサービスを提供しています。世界各国で35,000顧客が当社製品やサービスを活用していて、散在する情報の中から意味を見出したり、データ同士の関連性を探索し、いろいろなアイディアへと繋がる洞察を得ています。米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国でビジネスを展開し、約1,700社のパートナーとともにお客様の事業を支援しています。