QlikがBig Squidを買収、ノーコードの自動機械学習により 業界トップクラスの拡張アナリティクス機能をさらに強化

データおよびアナリティクスチームがキードライバー分析、What-Ifシナリオプランニング、 オンデマンド予測をQlikの機能として利用することができ、 Qlikのビジョンであるアクティブインテリジェンスが進化

東京– 2021年10月19日 – Qlik®は本日、ノーコードの自動機械学習(AutoML)分野におけるリーディングプロバイダーであるBig Squidを買収したことを発表しました。この買収により、オンデマンド予測のためにAPIを介してAIモデルを直接呼び出すことがQlikの機能となり、キードライバー分析や予測的アナリティクス、What-Ifシナリオプランニングといった、データおよびアナリティクスチームが必要とする能力が高まります。

Big Squidと、Qlikが有する既存の拡張アナリティクス機能(サードパーティエンジンとのAPIを介した一体化や、統合されたインテリジェントAIアシスタントInsight Advisorなど)を組み合わせることで、Qlikはクラウドアナリティクスに向けた業界トップクラスの強靭な拡張アナリティクス機能群をさらに強化します。Big Squidの買収はQlikのビジョンであるアクティブインテリジェンスがより一層進化することを意味し、リアルタイムかつ最新の信頼できるデータに基づいてテクノロジーとプロセスが即時の行動を促すことで、サプライチェーン全体にわたってデータおよびアナリティクスのビジネス価値が向上します。

QlikのCEO、マイク・カポネ(Mike Capone)は次のように述べています。「データおよびアナリティクスチームは、将来起きることを予測し計画するためのデータ活用には、手つかずの可能性があることを知っています。しかし、彼らにはその取り組みを促進するインサイトを見いだし、提供するためのリソースやモデリングが欠けているのです。Big Squidが提供するSaaSのノーコードの自動機械学習機能があれば、チームはAI駆動モデルを活用して、Qlik内で直接シームレスかつ容易にアナリティクス業務を強化することができ、重要な時にタイムリーな計画と行動のためのユニークなインサイトを提供することが可能になります。」

多くの企業が、中核的なアナリティクス業務を超えて、データから「何が起きる可能性があるか」「なぜ起きるのか」を自社のデータから読み解くのに苦労しています。Big Squidにより、データチームやアナリティクスチームは、信頼できるモデルを通じてAIにより生成されたインサイトをノーコードで、既存のアナリティクス業務に組み込むことができます。これにより、主要なビジネスドライバーに対する理解が深まり、潜在的なシナリオを予測したり、予想外の状況に対してより効果的に計画を立てたりすることができるようになります。Big Squidは、完全なアクティブインテリジェンスプラットフォームに統合されることで、ユーザーは基礎となるデータソースに関係なく、より深い質問に簡単に答えられるようになります。

Gray AssociatesのCEO、ボブ・アトキンス(Bob Atkins)氏は次のように述べています。「お客様に適切な戦略を提供するためには、大量の社内外のデータを分析して、学生のニーズや傾向を正確に予測できる能力が必要不可欠です。QlikとBig Squidの組合せは、数百万行のデータと数十億回の計算を迅速かつ大規模に行うことにより、重要でユニークなインサイトを発見するのに役立ち、データサイエンティストにかかる費用やオーバーヘッドがほとんど不要になります。QlikとBig Squidのソフトウェアとデータサイエンティストの力なしには、AIを始めることはできなかったでしょう。」

Big SquidはQlikの既存のSaaSロードマップをさらに拡張し、キードライバー分析や予測的アナリティクス、「What-If」意思決定プランニングなど、説明可能なAIに支えられ、自動機械学習で拡張された新しいアナリティクス機能を実現します。Big Squidはオンプレミスユーザーと、QlikがGoogle、Microsoft、Snowflakeなど多様なデータソースに対して自動機械学習を引き続きサポートするQlik Cloudのユーザーに、即座に価値を提供します。Big Squidはまた、Qlik Cloudアナリティクス機能をさらに強化し、あらゆるスキルレベルのアナリティクスユーザーが、行動を促すインサイトを作成・活用できるようにします。

Constellation ResearchのVPおよび主席アナリスト、ダグ・ヘンシェン(Doug Henschen)氏は次のように述べています。「BIおよびアナリティクスプラットフォームは、企業が出来事とその発生理由を知るのに役立ちますが、『これから』何が起き、それに対して何ができるのかについても知りたいユーザーが増えています。このような予測的インサイトは、以前は完全にデータサイエンティストに任されていましたが、先進的なプレイヤーによりBIやアナリティクスと、データサイエンスの間の溝が埋まりつつあります。Qlikは、Big Squidの買収により、データサイエンティストではなくても予測できるようにしようとする既存の取り組みを、さらに広げ、加速させることでしょう。」

買収条件は公表されていません。Qlikはその多くがQlikのユーザーでもあるBig Squidの既存の顧客すべてをサポートするために全力を尽くしています。

クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlikのビジョンは、誰もがデータとアナリティクスを使って意思決定を改善し、最も困難な問題を解決できる、データリテラシーに富んだ世界です。プライベートSaaS企業であるQlikは、データ、インサイトおよびアクションの間のギャップを解消するために、エンドツーエンドでリアルタイムなデータ統合およびアナリティクスのクラウドプラットフォームを提供しています。 データをアクティブインテリジェンスに変換することで、企業はより適切な意思決定を行い、収益および収益性を向上し、顧客との関係を最適化することができます。Qlikは世界100ヶ国以上で事業を展開しており、世界中で38,000社以上の顧客にサービスを提供しています。

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