ペンシルベニア州フィラデルフィア - データ統合、データ品質、データ分析および人工知能(AI)のグローバルリーダーである Qlik® は本日、2025年版 エージェンティックAI 調査を発表しました。本調査では、大企業がエージェンティックAI をどのように計画、資金調達、運用しているかを分析しています。エンタープライズ・テクノロジー・リサーチ(ETR)社に委託し て行った本調査によると、多くの企業がエージェンティックAI への強いコミットメントを示している一方で、実行面には明確なギャップがあることが判明しました。ほとんどの回答者が AI に予算を割り当てているにもかかわらず、大規模な実用化には数年かかると見ており、データ品質や既存システムとエージェンティックAIを統合することが、AI 導入の主な障壁として挙げられました。
Qlikの最高戦略責任者であるジェームズ・フィッシャー(James Fisher)は、次のように述べています。
「企業が直面している課題は、意欲や資金の問題ではありません。エージェンティックAI を信頼性と制御の下で全社的に機能させるための、データや分析の基盤が不足しているのです。もし2026年にエージェンティックAI で実際に成果を上げたいのであれば、まずは信頼できるパイプライン、システム間の相互運用性、そして取締役会が納得できる実践的な ROI フレームワークに投資することが重要です。」
主な調査結果は以下の通りです。
予算は確保されている
97%の企業がエージェンティックAI に予算を確保しており、そのうちの39%は100万ドル以上を支出する予定で、34%は予算の10~25%を割り当てています。これは現在、独立した予算項目となっており、2026年には目に見える成果が求められることを示しています。戦略が明確になる一方、価値測定は遅れをとっている
69%の企業が正式な AI 戦略を報告している(2024年は37%)一 方で、ROI フレームワークを明確に持っている企業はわずか19%にとどまっています。ガバナンスの視点は「導入すべきか」という段階から、「導入して何を得られたか」に移行しつつあります。規模の拡大には時間を要する
エージェンティックAI を完全に導入している企業はわずか18%で、46%が規模の拡大には3~5年かかると回答しています。また、社内の専門知識に自信がある企業は、わずか42%にとどまります。2026年はエージェンティックAIの広範な展開ではなく、構築段階になる見込みです。データがボトルネックになっている
AI 導入の障壁の上位には、データ品質、可用性、アクセスが挙げられ、その次にシステム統合、スキル不足、ガバナンスの問題が続きます。AI の制約はモデルの性能ではなく、企業内のデータ基盤やシステムの整備にありますリスクはデプロイメントと運用の境界に潜む
最大の懸念点は、サイバーセキュリティ、出力内容の信頼性、法的リスクであり、その次に説明可能性や監査可能性が挙げられます。リスク管理の責任者が、導入の速度やベンダー選定の方向性を主導するでしょうエージェンティックAIが最初に適応される領域
最もエージェンティックAI の導入が集中する領域は IT 運用とソフトウェア開発であり、主な目的はコスト削減、そして重要な指標は生産性です。早期の成果は、すでにテレメトリや基準値が整備されている領域に集中しています。
エージェンティックAI は予算確保の段階を超え、2026年の運用計画に組み込まれています。初期の取り組みは実務的で、回答者はまず IT 運用やソフトウェア開発を導入の先行領域として挙げています。これらの領域では成果やデータ計測がより明確だからです。一方、規模拡大の阻害要因は、モデルの性能というよりも、管理された高品質なデータを既存ワークフローに統合し、リスクを増やさずにシステムを接続するという課題に起因しています。この課題が解決されない限り、多くのプログラムはパイロットや実証段階にとどまり、通常運用に移行できません。
エンタープライズ・テクノロジー・リサーチ(ETR)のチーフ・ストラテジストであるエリック・ブラッドリー(Erik Bradley)氏は次のように述べています。
「支出が実験的な取り組みから正式な予算項目に移行するにつれて、制約となるのは、古典的な企業の課題です。つまり、データの品質、システム統合、ガバナンス、人材です。当社のデータによると、多くの企業が AI 導入の意欲を示しているものの、本格的な規模拡大の準備が整っている企業はごく少数です。来年は、IT 運用やソフトウェア開発における限定的なユースケースを、持続可能で測定可能な本番運用に移行させることが焦点となるでしょう。」
Qlik の 2025 年エージェンティックAI 調査について
Qlik の2025年版 エージェンティックAI 調査は、2025年8月にエンタープライズ・テクノロジー・リサーチ(ETR)社が Qlik の委託により実施 したもので、複数の業界にわたる200名以上の企業向けテクノロジーの意思決定者を対象に行いました。本調査は、Qlik が ETR 社に委託した3回目の年次 AI 調査です。
Qlikについて
クリックテック・ジャパン株式会社は、米国 Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlikは、複雑なデータ状況を実用的なインサイトに変換し、戦略的なビジネス成果を促進します。世界40,000社以上の顧客にサービスを提供しているQlikの製品ポートフォリオは、最先端かつエンタープライズ水準のAI/機械学習、データの統合と分析を提供します。さらに、実用的で高度な拡張性を備えたQlikのAI/機械学習ツールで、適切で迅速な意思決定を可能にします。また、優れたデータ統合およびデータ統制、多様なデータソースに対応する包括的なソリューションを提供しています。Qlikの直感的でリアルタイムの分析は、隠れたパターンの発見や複雑なビジネス課題の解決、新たなビジネスチャンスの獲得を支援します。Qlikは顧客の戦略的パートナーとして、プラットフォームに依存しないテクノロジーと専門知識で、顧客の競争力を高めます。
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