Qlik、AIと機械学習機能を強化、アナリティクスとビジネス・インテリジェンスでのリーダーシップを拡大

ビジュアル分析のリーダーであるQlik Technologies Inc. (本社:米国ペンシルベニア、CEO:マイク・カポネ、以下Qlik®)は、すべてのユーザーにQlikプラットフォームの価値増大をもたらすAI（オーグメンテッド・インテリジェンス）イノベーションの実現において、アナリティクスおよびビジネス・インテリジェンス業界をリードし続けています。Qlikは、Qlik Senseの2018年11月リリースにおいて、コグニティブエンジンとプラットフォームに新しい機械学習（ML）機能を導入したことを発表しました。先例に基づく機械学習によって、Qlikのコグニティブエンジンは、ユーザーとのやり取りやフィードバック、その他の情報源から継続的に学習し、機能向上を果たしています。Qlikは、AI機能とML機能を人間の直観力と統合する業界初のアナリティクス企業として、データ活用によるユーザーの発見能力の強化に真の貢献を果たしています。

ガートナー社は「新しいパラダイム（オーグメンテッド・アナリティクス）が急速に勢いを増している。この発達の中心となっているのは、人間の知能と文脈に関する知覚を強化するMLオートメーション/AI技術の利用であり、それはデータ管理、アナリティクス、BIを、さらにはデータ科学とMI/AIモデル開発・消費のあらゆる側面を変革していく*」としています。

Qlikの新しい機械学習機能は、Qlik Sense Enterpriseの2018年6月リリースの一部として新しく登場したInsight Advisorにおいて、最初に利用することが可能です。Insight Advisorは、データセット全体とユーザーの検索条件に基づいて探索すべき最良のアナリティクスとインサイトを自動的に生成して提案する機能で、機械がユーザーのアナリティクス操作から学習していくにつれて提案されるインサイトは、徐々に関連度と価値の高いものになっていきます。ユーザーはまた、アナリティクスを手動で作成したり、機械の提案を変更したり、直接のフィードバックを返すことで機械を直接強化することができます。コグニティブエンジンはさらにグローバル・ライブラリ内のビジネスルール定義やQlikアーティファクトなど、ガバナンス性と信頼性の高い情報源からも学習していきます。

Deloitte Consulting社のビジュアル・アナリティクス担当リーダー、モリッツ・シーダー（Moritz Schieder）氏は次のように述べています。

「当社のクライアントの中でも、人工知能を活用できる明確な使用場面を求める企業が増えてきています。Qlikのオーグメンテッド・インテリジェンス・アプローチは、データと意思決定を行う人間とのギャップを、機械学習の使用によりうまく埋めていく好例です。そのためのデータ準備の作業を支援し、適切なタイプのビジュアライゼーションを選定し、ユーザーへインサイトを提供します」

Qlikの研究ディレクター、エリフ・トゥトゥク（Elif Tutuk）は次のように述べています。

「アナリティクス・パートナーは企業に対して、ユーザーのインテリジェンス能力を高め、もっと簡単にデータから価値を引き出せるようなイノベーションを実現する必要があります。Qlikが進めるAIと機械学習への大きな投資は、ユーザーの事業を一気に変革させる可能性を秘めています。これにより、複数階層におけるデータ探索を自在に行う能力が高まると同時に、分析システムもユーザーと一緒に学習を続けることで新たなインサイトを得て賢くなりますので、さらに新しい機会をもたらすかもしれません」

Qlikのアジア太平洋担当シニアバイスプレジデント、ジュリアン・クイン（Julian Quinn）は次のように述べています。

「AIは可能性に満ちた未来をもたらすもので、アナリティクスを人間から遠ざけるのではなく、より人間らしいものにするでしょう。Qlikでは人間の直観力を拡大することを目指しています。いかなる企業においても、事業全体においてインサイトと価値を生み出し、企業の目標をシームレスに実現できるようにするためです。当社では、見たものの中に意味を見出す人間の能力は決して機械に置き換えられないと考えています。AIと機械学習は人間の直観力を増幅して、さらに充実した体験を実現するはずです。それにより、ユーザーがより効率的で、知的で、合理化されたプロセスを享受できるでしょう」

QlikのAI機能およびMI機能は、Qlikの連想エンジンと直接に連携することで、AIの力を人間の直観と結合したという点でまさに独自のものとなります。連想エンジンは、探索プロセスの各ステップにおけるユーザーの文脈（選択状態）を知っており、すべてのデータについて文脈と関係があるかないかを判断し、機械による分析にも反映されることで、提案されるインサイトの関連度を高めます。これにはまさにユーザーの視野を広げる効果があり、ユーザーを隠れたインサイトへと誘導し、それまでは見えていなかったものを見えるようにします。このようにQlikはAI2の力を実現し、それによって機械と人間の両方にいっそう力を与えているのです。連想インデックス（Associative Indexing）とオーグメンテッド・インテリジェンス（Augmented Intelligence）との融合、それが「AI2」です。

* Gartner: Augmented Analytics Is the Future of Data and Analytics, 31 October 2018 - ID G00375087

クリックテック・ジャパン株式会社および Qlik Technologies Inc.について

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlik®は、高度なデータ・リテラシーを備えた社会の実現を通して誰もが困難な課題を解決するというミッションの元に、スキルレベル、データの保存場所に関係なくあらゆる人々が新しい洞察を得ることができる、独自のエンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを提供しています。Qlikは、企業における顧客行動のさらなる理解、新たなビジネスプロセスの考察、新たな収益源の発掘、リスクと利益の調和の実現を支援します。Qlikは、米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国以上でビジネスを展開し、48,000社以上のお客様にご利用いただいています。

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