Qlikと業界リーダー、データ・リテラシーを備えた   グローバル社会の実現に向けて   「データ・リテラシー・プロジェクト」を発足

  • データ・リテラシーを備えた世界の構築に向けて、グローバル組織(Qlik、Accenture、Cognizant、Experian、Pluralsightなど)が一堂に結集
  • 広範な教育プログラム、専門トレーニングのためのリソース、インタラクティブな評価ツール、専門家コミュニティへのアクセスを提供
  • 詳細は https://www.thedataliteracyproject.org/ へ

November 22, 2018

ビジュアル分析のリーダーであるQlik Technologies Inc. (本社:米国ペンシルベニア、CEO:マイク・カポネ、以下Qlik®)は、2018年10月11日、高度なデータ・リテラシーを備えた労働力に対する需要増大に応えるため、業界をリードするグローバル組織と結集し、「データ・リテラシー・プロジェクト」(Data Literacy Project)を立ち上げたことを発表しました。このコミュニティは、データ・リテラシーを個人と組織を成功に導く中核と捉えることで、データに精通した社会の実現に取り組んでいきます。

「第4の産業革命」において必須スキルとなるデータ・リテラシーとは、すべての人がデータやマシンに質問し、知識を積み上げ、決定を下し、データからの洞察を周囲に伝え活かすことができる能力を意味します。しかし、専門家の推定によると、データの理解、分析、議論を自信を持って行える人は労働力の3分の1にも達していません。*

「データ・リテラシー・プロジェクト」はデータ分析のリーダー企業であるQlikが構想したもので、6つの設立パートナー組織(Accenture、Cognizant、Experian、Chartered Institute of Marketing、Pluralsight、Data to the People)と共にプロジェクトを発足させました。これらの組織は、プロジェクトの目標を推進し、学習リソースやトレーニングを提供し、使命の達成に努めていきます。

QlikのCEO、マイク・カポネ(Mike Capone)は次のように述べています。「オートメーション、ロボット、AI(人工知能)の存在感が増していく現在、容易かつ自信を持ってデータ対して取り組むことは、未来の仕事のあり方を定める人たちにとって重要となります。当社は、活発な議論、よりすぐれたリソースの創造、すでに始まっているデータ革命で重要となるデータ・スキルへの評価の向上へ共に取り組むために、熱意あるリーダー組織へ呼びかけました。

組織には、データ・リテラシーを備えた世界を築く上で果たすべき重要な役割があります。当社が新たに開発した『データ・リテラシー指数(Data Literacy Index)』によると、大企業はデータ・リテラシーの高い企業文化と労働力によって企業価値を5億ドル程度高められる可能性があります。しかしながら、従業員にデータ・リテラシーのトレーニングを行っている企業は全体のわずか3分の1であり、導入と活用の間に大きなギャップがあります」


データ・リテラシー・プロジェクトでは以下のテーマに取り組んでいきます。

  • 主要な組織でデータ・リテラシーを必須の要件とするよう世界的に促していく。
  • 非常に利用しやすく総合的なグローバル・データ・リテラシー教育リソースのエコシステムを作り上げる。
  • 世界中の教育機関に対して、データ・リテラシーを通常のカリキュラムに取り入れることを支援していく。

データ・リテラシー・プロジェクトは、今後6カ月間で上記テーマを実現するためのロードマップを策定予定であり、官民の組織、行政組織、教育機関に対してプロジェクトへの参加を呼びかけています。

この新しいデータ・リテラシー・プロジェクトのプラットフォームはコミュニティのハブとして機能し、個人、組織の双方に評価ツール、情報、学習プログラムを提供することで、データ・リテラシーのスキル、文化、さらには社会の質までをも向上させるシステムを築いていきます。

学習プログラムは継続的にアップデートされ、個々人に合った学習プログラムを提供します。組織に対しては近く発表される評価ツールの活用が推奨されています。このツールにより、データ・リテラシーの成熟度を測定できるほか、データ・リテラシーの強化がいかに企業の業績向上につながるかを理解することが促進されます。

データ・リテラシー・プロジェクトでは、すでに諮問委員会を設立しています。委員会は、本プロジェクトの目標達成に向けた戦略的なガイダンスを行い、学習コンテンツと評価ツールの改善についても提言を進めます。近日中に諮問委員の発表を予定しています。

プロジェクト参加のための詳しい情報は、 https://www.thedataliteracyproject.org/ をご覧ください。

* 出典:Qlik How to Drive Data Literacy within the Enterprise

設立パートナーのコメント:

Experian:

「今日の世界はデータで動いています。インターネットに公開するプロフィールから、毎週のように行う無数のインターネット検索、さまざまなデバイスにダウンロードした多くのアプリを経由して共有する情報まで、人間はみなデジタル世界に足跡を残しています。新しいテクノロジーの増殖は、このような足跡、つまりデジタル的な行動を通じて生成された情報とデータが、サービスプロバイダーだけでなくそのパートナーによっても観察され、記録され、分析されるということを意味します。今やデータはあらゆる場所に存在します。データで動く今日の市場において、企業がデータ・リテラシーを持つことは必要不可欠です。データの質、管理、理解は企業と社会の双方にとってきわめて重要です。これによって企業はさらに優れた製品やサービスを開発でき、顧客とよりよい関係を構築することが可能となります」

―― Experian データ戦略マネジャー、ポール・マリオン(Paul Malyon)

Pluralsight:

「テクノロジーは、世界がデータを収集し分析する方法に急激な変化をもたらしています。その結果、組織内のどの役割においてもデータ・リテラシーはますます重要になってきました。データ・リテラシーは、各現場への決定権の分散や企業内のあらゆるレベルにおけるよりスマートな意思決定を実現します。これは競合他社の先を行く上で重要なポイントとなります」

―― Pluralsight 最高コンテンツ責任者、チャド・アトリー(Chad Utley)

CIM(Chartered Institute of Marketing):

「データ・リテラシー・プロジェクトの設立メンバーに名を連ねることをうれしく思います。組織は何をするにせよ顧客をその行動の中心に置かなければなりませんが、マーケティングという仕事は、消費者行動に対するより一層の大きなインサイトによってこれを推進し支援する重要な立場にあります。組織内のデータ・リテラシーのレベルが高いほど、組織内各所からのデータを解釈し、利用し、戦略に結び付け、活用する能力が高まり、売上の成長につながるのです」

―― CIM マーケティング・ディレクター、ジェンマ・バトラー(Gemma Butler)

Data to the People

「データ・リテラシー・プロジェクトに貢献する人々は、この分野をリードしていくための一助となります。グローバルで生涯活用できるデータ・リテラシーを築き、育んでいくという共通の目標に誰もが動かされています。私たちの力を合わせた本プロジェクトはまさにこの目標や世界的なデータ・リテラシーの向上を目指すものであり、データ・リテラシー・プロジェクトを通じて利用できるリソースは、個人であれ組織であれデータ・リテラシーを目指す過程に必要なすべてを網羅します。測定やベンチマーキングから、あらゆる集団のデータ・リテラシーのレベルを高める活動やトレーニングコースを提供します。本プロジェクトはまさに、個人、地域社会、組織がこの分野で進歩していくために必要なすべてをそろえた『ワンストップ・ショップ』なのです」

―― Data to the People、ジェーン・クロフツ(Jane Crofts)


本プレスリリースに使用したロゴ、データ・リテラシー・プロジェクトのロゴ、その他資料は以下よりダウンロードいただけます。
https://drive.google.com/drive/folders/1bY6tjpbRVKDbZ_zh6QvhiAC0XTkKOiJP


クリックテック・ジャパン株式会社および Qlik Technologies Inc.について

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlik®は、高度なデータ・リテラシーを備えた社会の実現を通して誰もが困難な課題を解決するというミッションの元に、スキルレベル、データの保存場所に関係なくあらゆる人々が新しい洞察を得ることができる、独自のエンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを提供しています。Qlikは、企業における顧客行動のさらなる理解、新たなビジネスプロセスの考察、新たな収益源の発掘、リスクと利益の調和の実現を支援します。Qlikは、米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国以上でビジネスを展開し、48,000社以上のお客様にご利用いただいています。

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