2019 年のトップ 10 ビジネスインテリジェンス トレンド

ポストモダン アナリティクスの幕開け

情報が力になる世界では、ポストモダン アナリティクス、つまり、データの所有権を分散し、高いパフォーマンスで多くのユーザーに容易に対応できるアナリティクスが必要です。2019 年、技術の進展に応じてあらゆる人や組織がデータを利用できるようになり、このような状態への移行が始まると Qlik は予測しています。以下で、ポストモダン アナリティクス プラットフォームの 10 のメリットを紹介します。

1

マルチクラウド、ハイブリッド、エッジが一体となって連動する。

さまざまな IT リーダーがクラウドへのデータ移行を進めていますが、集中化を過度に推進すると、ベンダーに囲い込まれる、柔軟性が低下する、リスクが増大する、という事態につながる可能性があります。ポストモダン プラットフォームは、エッジ コンピューティングを含むハイブリッドの連動アプローチを使用すると同時に、データの一元的なキャリブレーションと複数のクラウドへの分散を実施できます。

2

データだけではなく、ワークロードも分散される。

現時点で予測可能な最大級のメガトレンドの 1 つが Kubernetes です。これはワークロードをコンテナ化してオーケストレーションと配布を実行する方法で、マイクロサービスを提供するソフトウェアです。Kubernetes は、ローカルとエッジでデータにアクセスして処理することができます。これは、現在の BI プラットフォームが実現していなかった領域です。現在、Kubernetes を採用するソフトウェア開発チームが急速に増加しています。

3

一元的データの代わりに、全データを提示する単一のビューが登場する。

従来はすべてのデータを 1 つの場所に集める方針でしたが、2019 年に重視されるのは、すべてのデータを単一のビューに統合することです。データ モデルの標準化がさらに推進されるほか、エンタープライズ データ カタログの登場で刷新が生じます。これらのカタログは、データ資産全体を連携させた 1 つのビューという形でハブ内でアクセスすることができ、店舗で買い物をするのと同様の感覚でデータを自由に操作できる環境が実現します。

4

プロセス内の組み込み型アナリティクスがプロセスを塗り替える。

今後 5 年間で、「インテリジェントな」アプリケーションが幅広く普及し、アナリティクスがプロセス全体を作り変える流れが始まります。ロボット プロセス自動化、インテリジェントなプロセス自動化、プロセス マイニングなどの新しい技術は、デジタル フットプリントに注目し、最適化をいっそう進めてビジネス プロセスの自動化や変革を実現します。

5

社外のイノベーションが社内のイノベーションの 2 倍の速度で進行する。

どの会社でも、イノベーションを起こせる人の数は限られていますが、オープンなエコシステムではイノベーションが無限に発生します。そのため、オープン プラットフォームが徐々に閉鎖型のプラットフォームに取って代わるようになります。2019 年には、オープン プラットフォームのイノベーションが閉鎖型プラットフォームのイノベーションの 2 倍のスピードで進行するため、オープン API と拡張機能が市場で必須になります。

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6

パフォーマンスと規模が再び中心的課題になる。

アナリティクスの導入に成功すると、データ量とワークロードが増大し、ユーザーが増加するのは必然的な結果ですが、大半のセルフサービス BI ソリューションは負荷を支えきれません。最近、パフォーマンスの画期的な対策として採用されているのが、インデックス作成、キャッシュ、大規模な分散型データセットの事前準備です。さまざまな規模の企業が超大規模データ センターを採用する例が増えており、複数の選択基準の中でパフォーマンスの重要度が高くなっています。

7

AI とアナリティクスは、人員削減より人間の能力活用を重視する。

BI 分野で AI を利用することで、必要なインサイトを獲得する際のボトルネックの多くが取り除かれ、人間が得意な分野に取り組める時間が多くなります (複雑な問題をコンテキスト内で検討し、直観と共感を活用して複数の点を非線形で連結するなど)。今後 5 年のうちに、人間に協力するように設計された AI は、プロセスで人間を不要にする AI よりも明らかに強い影響力を持つでしょう。

8

ビジュアライゼーション、会話、プレゼンテーションの各技術が統合される。

過去 3 年間で、機械主導型のデータストーリーテリングが登場し、自然言語生成機能が文章を自動的に作成するようになりました。自然言語クエリと、「会話型アナリティクス」とも呼ぶ自然言語処理を追加する方法で、このアプローチはよりインタラクティブになり、導入しやすくなります。時間の経過につれ、データストーリーテリング、会話型アナリティクス、プレゼンテーションの各技術が徐々に統合されます。

9

データ リテラシーが KPI になる。

データ リテラシーを測定する新たな方法によって、組織はターゲットをより明確にして従業員のスキルを開発できるようになります。同時に、企業のデータ リテラシー スコアを判定する新しいツールが登場し、KPI を基準として成功度を高める流れに寄与します。CDO や他の経営幹部は、データ リテラシー自体を KPI として使用し、戦略的な差別化イニシアチブとしてパフォーマンスを向上させることができます。

10

プラットフォームがシステムへと進化する。

ポストモダンの BI システムは、役割、スキル、意図がさまざまに異なる多くの参加者として、人間や、人間以外の要因で構成されるようになります。デジタル サービス、ボット、インテリジェント エージェント、拡張機能、アルゴリズムの多様化と洗練が進み、人間から学習することでシステムの価値が高まります。オープンな自己学習型のシステムによって、将来のポストモダン BI が定義され、データ民主化とアナリティクスを通じた能力強化が可能になります。

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2019 年のトップ BI トレンド: ポストモダン アナリティクスの幕開け

2019 年がポストモダン アナリティクスの幕開けとなる理由を含め、Qlik® がトップ BI トレンドを明らかにします。解説を聴くと、皆様のビジネスにとってトレンドがどのような意味を持つかを発見できます。

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