QlikTech、第2世代のデータエンジンを搭載した「QlikView 12」を発表

Qlik製品が共通のエンジンで利用可能に

December 13, 2015

ペンシルベニア州ラドナー発 — ビジュアル分析のリーダー、Qlik Technologies Inc.(NASDAQ: QLIK、以下QlikTech)は本日、市場をリードするデータ・ディスカバリ・ソリューションへの取り組みの成果として、QlikView® 12を発表しました。世界各国で多くの導入実績を誇るQlikView製品ラインの最新バージョンとなる今回発表のQlikView 12では、Qlik Sense®に採用されている最新の独自データ・インデックス・エンジン「QIX Associative Data Indexing Engine(QIX)」を搭載しています。また、データのビジュアル分析における様々な利用シーンを支援するためのQlikTech独自の「プラットフォーム・アプローチ」を強化しています。QlikTechは、全ての製品ポートフォリオを同一エンジン上に展開することで製品間の互換性を向上させるとともに、性能、セキュリティ、連結性向上のためにさらなるQIXエンジンへの投資を通じてQlikViewとQlik Sense双方のお客様にメリットを提供します。

QlikTechの最高技術責任者兼製品担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・デイトンは次のように述べています。「QlikViewのお客様に今回の最新バージョンについてお知らせできることを嬉しく思います。当社の最新セルフサービス型製品、Qlik Senseの発表時に、お客様は多様化する社内の分析ニーズに対応するため、将来的にQlik製品を活用していくことを望まれていました。今回のQlikView 12で、共通のデータモデルと最新エンジンの搭載が実現しているためにお客様はQlik製品を共通基盤上で活用できるため、好評いただいている連想技術や連想検索体験をどのQlik製品でもご利用いただけるようになります。」

QlikView 12の主な機能は以下のとおりです。

  • 次世代QIXエンジン:QlikView 12は、Qlik Senseに採用されている第2世代のQIXエンジンを搭載しています。QlikViewを利用するお客様は、最新のQIXエンジンによるシームレスなアップグレードによってパフォーマンス向上のメリットが得られるとともに、Qlik SenseとQlikViewの間でデータモデルをより簡単に共有できます。
  • セキュリティの強化:QlikView 12は、企業、政府機関、軍事組織における最高水準のセキュリティ要件を満たし、暗号化と暗号化処理の向上を図っています。また、一元化されたお客様の課題への対応とXMLの構文解析が改善され、セキュリティに関するベストプラクティスや暗号標準が強化されています。
  • モバイルデバイスにおけるユーザビリティ:QlikView Webクライアントで利用可能な、探索、コラボレーション、作成といったすべての機能が、スマートフォンやタブレット端末などから制限なくアクセスできます。さらに、ノートPCとしてもタブレットとしても利用できるハイブリッドデバイスでは、アプリケーションを手動で再読み込みすることなく、マウス、ペン、タッチ操作の切り替えが可能です。
  • クラスタリングの向上:QlikView 12では拡張性が向上しており、QlikView Serverクラスターにおいてより多くのノードをサポートしています。そのため、マルチノード環境で多くのユーザーをサポートする組織ではパフォーマンスが大幅に向上します。
  • Webサービスへの接続:新しいRESTful APIコネクタにより、ソーシャルメディアサイト(Twitter、Facebook、LinkedIn)やCMSシステム(Alfresco、Documentum、Adobe)をはじめとするオンラインサービスとの互換性が向上します。これにより、Webサービスへの接続をサポートするためのサードパーティベンダーや拡張作業が不要になります。
  • 無料と有料(期間契約)のData-as-a-Service:豊富な情報に基づいて意思決定を行い、競争優位性を獲得するためには、正規化された多種多様なデータソースをオンデマンドで利用し、新たな分析軸を加えることで、速やかにさらなる洞察を得ることが重要です。Qlik® DataMarketを利用することで、QlikView 12で外部データの包括的なライブラリに直接アクセスできるため、社内データの補強や、新たな分析軸との相互参照が可能になり、データに文脈を持たせることで、より深い洞察を得られます。QlikTechは、BI市場においてクラウドベースのデータサービスを通じて利用可能な無料および有料のデータソースが含まれるデータライブラリを提供している唯一のベンダーです。

QlikView 12は今すぐご利用いただけます。QlikView 12 Personal Editionは、http://www.qlik.com/downloadから無料でダウンロード可能です。QlikView 12への簡単なアップグレードとともに、Qlik製品ポートフォリオ全体の分析ニーズについて改めてご検討ください。ご要望に応じて、Qlik Servicesがプランニングと移行をサポートします。

【クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について】

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.(NASDAQ証券コード:QLIK)の日本法人です。QlikTechは、データ・ディスカバリー(解の探索)分野のリーダーで、セルフサービス型のデータ・ビジュアライゼーションやガイデッド・アナリティックス(※)の製品やサービスを提供しています。世界各国で37,000顧客が当社製品やサービスを活用していて、散在する情報の中から意味を見出したり、データ同士の関連性を探索し、いろいろなアイディアへと繋がる洞察を得ています。米国ペンシルベニア州のラドナーに本社を構え、世界100ヶ国でビジネスを展開し、約1,700社のパートナーとともにお客様の事業を支援しています。
※ガイデッド・アナリティックスとは、ユーザが簡単かつ直感的に使えるように、分析画面にある程度の道筋(ガイド)をつけておく分析用アプリケーションを意味しています。