大学生向けビジネスデータ分析コンテスト「解決できない課題を解決しよう」
アプリ・チャレンジ開催

クリックテック・ジャパン株式会社（代表取締役社長：ジェイ・パウエル、本社：東京都港区、以下クリックテック・ジャパン）は本日、大学生向けビジネス分析コンテスト「解決できない課題を解決しよう」アプリ・チャレンジを開催することを発表しました。
このコンテストは、筑波大学 サービス工学ビッグデータCoE、ウエルシア薬局株式会社、有限責任監査法人トーマツ Deloitte Analytics、クリックテック・ジャパンが合同で開催し、「実務家としてのデータ・サイエンティスト」の育成に貢献することを目的としています。

1. 背景
   近年、多岐に渡るデータを活用し、現実のビジネス課題に具体的で効果的な改善策を提示できる「実務家としてのデータ・サイエンティスト」の必要性が高まっています。
   そのようなデータ・サイエンティストには様々な能力が求められます。統計学やデータマイニングに関わる技術的知識のみならず、ビジネスを理解し問題を発見する能力や、アイデアをわかりやすく伝えるプレゼンテーション能力、そして、一見複雑すぎて解決できないと思えるような「現実の問題」に挑戦する「勇気」と「ガッツ」が求められます。
   筑波大学と企業3社は、現実のビジネス現場でのデータ分析を通じて、学生が「実務家としてのデータ・サイエンティスト」に必要とされる能力の幅広さとやりがいを体感する機会を創出したいと考え、産学協同での大学生向けビジネスデータ分析コンテストを開催することになりました。
2. コンテスト概要
   コンテストは筑波大学理工学群社会工学類の3年生が参加する講義「マネジメント実習」において、産学連携実習として行われます。参加者は3名のチームに分かれ、ウエルシア薬局の各店舗を担当します。参加者たちは担当する店舗への実地調査や、実際のPOSデータの分析を通じて、売上拡大などの業務改善策を立案し、そのアイデアやプレゼンテーションを競います。
3.  特徴
   企業3社が学生のチャレンジを様々な方面から応援します。ウエルシア薬局はドラッグストア業界の経験に基づいたアドバイスとデータの提供を通じ、学生が挑む「ビジネスの現場」として課題を提供します。デロイト トーマツは、Deloitte Analyticsのコンサルタントやデータ・サイエンティストを講義に派遣し、データ分析手法やプレゼンテーション方法について学生に助言を行います。クリックテック・ジャパンは、セルフ・サービス型ビジュアル・アナリティクス製品「Qlik Sense Desktop」を学生に提供し、同製品の連想技術を駆使したデータの視覚化、および分析を可能にする環境や研修の場を提供することで、データに対する直観的な試行錯誤をサポートします。